月刊『日本橋』 2024年6月号 No.542

特集 季節の味も五街道の起点から
日本橋とフルーツ

もうすぐ夏。今回は暑い季節も爽やかに感じさせてくれる、フルーツを特集します。もちろん季節ごとに旬のフルーツがあって、楽しみ方はたくさん。

 

日本橋には老舗果物専門店のほか、多くの飲食店があります。デザートとして提供したり、料理の食材として使ったり。各店のこだわりをご紹介していきます。

 

温暖化で農家も大打撃を受けている昨今、私たちができることは、目の前のフルーツを余すことなく楽しむこと!

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●ぜひ本誌をお手に取ってご覧ください!

【6月号連載】人物語 第363回 三遊亭兼好さん

 福島県会津若松市出身の落語家・三遊亭兼好さんは、定期的に人形町で落語会を開く。「人形町の穀物商品取引所で開かれていた寄席に出演したときの縁で、会場を紹介されてから現在まで続いています。元々、人形町も好きだったので」。1970年に生まれ、活発だった少年時代、将来の夢は特になかったという。「友人がラグビーを始めると聞けば、自分もやりたいと思いラグビー部のある高校を目指し、国語が得意だからと担任から『国語だけで行ける大学があるぞ』と言われれば受験する。今思えば流される人生ですね」。

……(続きは本誌で!)

【今月の表紙】
水森亜土作「青い空気」2024年制作

【6月号連載】唐草屋

 

自由自在に優しく物を包み、時に荷物をまとめ、スカーフやバンダナにも姿を変える一枚の布、風呂敷。唐草、市松、麻の葉などの伝統的な模様をはじめ、今や動物や食べ物の柄までとさまざまな配色や構図で日常に彩りを添える。風呂敷専門店・唐草屋では、さらにリバーシブルを取り入れ、ちらりと裏面を見せる小粋な技で、風呂敷が持つ魅力の域を広げている。

続きは本誌で!)

 

【6月号連載】シンボーの日々是好日 第292回

「しんちゃん、月刊日本橋の原稿まだ書いてないんじゃない?」と、おそらく言おうとしてツマが、

「しんちゃん、っかんほんばしの原稿……」と言いかけたので二人で大笑いしてしまった。もう〆切が過ぎているんだから大笑いしてる場合じゃない。

こういう言いまちがいというのは、ままあることであって、ほぼ日刊イトイ新聞という、糸井重里さんのやってるサイトにも「言いまがい」という題のコーナーで読者から投稿を募っていて、時々、大笑いしてしまう名作がある。

(続きは本誌で!)