【10月号連載】日本橋とやま館 富山はま作

【最新号】月刊日本橋アーカイブ

  江戸時代から明治にかけて、北海道の昆布を本州に持ち込んだ北前船――その寄港地の一つ富山では、〈天然のいけす〉と称される富山湾で育った魚介と北海道の昆布が出会い、数多くの郷土料理が生まれ根付いた。日本橋とやま館内にある和食レストラン〈富山はま作〉の特製白身昆布〆(2200円)もその真骨頂の一つ。最高級とされる肉厚な羅臼昆布に二晩包まれ熟成された鯛の身は、ほど良い粘り気を身にまとい、昆布の旨味を存分に染み込ませてむっちりと飴色に輝く。
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