【11月号連載】榮太樓總本鋪 果汁飴

【最新号】月刊日本橋アーカイブ

 文政元年(1818)、細田徳兵衛が孫二人を連れて江戸に出府した。榮太樓總本鋪の歴史の始まりである。最初は九段下で「井筒屋」と号し拳煎餅を売っていたが、やがて代が替わり、徳兵衛のひ孫に当たる細田安兵衛三世(幼名栄太郎)が安政四年(1857)に現在の本店の地である日本橋に店舗を構えた。数年後、自身の幼名にちなみ、屋号を「榮太樓」と改号。金鍔、梅ぼ志飴、甘名納糖、玉だれ—数々の名菓を生み出した。
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