【7月号連載】村田眼鏡舗

【最新号】月刊日本橋アーカイブ

 創業から400年、村田眼鏡舗の長い歴史の始まりは、元和元年(1615年)にまで遡る。京都御所に鏡を納めていた鏡師が幕府に請われて江戸へ下り、文久2年(1862)に第14代将軍・徳川家茂と和宮の婚儀の際に鏡を納めるまで幕府の御用鏡師として代々仕えた。  その後、眼鏡作りの技術を習得した11代目・村田長兵衛が、明治5年(1872)に日本橋室町に日本初の眼鏡専門店を開店。初代内閣総理大臣・伊藤博文を始め、夏目漱石や島崎藤村など、そうそうたる人物が店に足を運んだという。
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