月刊『日本橋』 2021年3月号 No.503

特集  没後160年いま改めて感じる国芳の魅力

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令和3年、歌川国芳没後160年を迎えました。

時を同じくして、月刊『日本橋』では、表紙を飾ってきた歌川国芳の浮世絵のシリーズを、いったん一区切りといたします。

国芳の表紙は、収集家の俊彦さんのご協力のもと、平成6年4月号より27年間、1号も欠かすことなく324号に渡り掲載してまいりました。

名残惜しくはありますが、表紙の最終回となる今号で、いまも色褪せない魅力溢れる国芳に改めて触れてみたいと思います。

 

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【今月の表紙】『里すずめ ねぐらの仮宿』
大判三枚続きの内右二枚 弘化3年(1846)喜多屋孫兵衛版

【2月号連載】人物語 第324回 ベートーベン鈴木さん

 

1979年にわずか3カ月で72万のセールスを記録した曲、〝♬酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ♬〟。タイトルは『日本全国酒飲み音頭』。一度耳にしたら忘れられない軽快なリズムに、飲みの席で口ずさんだ人も多くいただろう。お笑い楽団バラクーダーがリリースしたこの曲、作曲を担当したベートーベン鈴木さんは現在もシンガーソングライター、芸人、東京演芸協会会長と様々な面を持ち舞台に立ち続けている。……(続きは本誌で!)

【3月号連載】亀とみ

江戸時代、精のつく鍋料理として庶民の胃袋を掴んだ柳川鍋。江戸の人々は、安価などじょうを、同じく滋養のあるごぼうと煮て暑い夏に食べた。それを、うなぎとすっぽんが看板の亀とみでは、通常のどじょうの柳川鍋(1,870円〜)の他に、店の得意分野を生かした〈うなぎの柳川風〉としてアレンジ。六代目の下田豊さんが修業先から戻った昭和46年頃にはすでに店で出していたという。……(続きは本誌で!)

【2月号連載】シンボーの日々是好日 第252回

 「あのさあ」

とツマから仕事場に電話がかかってきた。2月2日のことだ。

「天狗とブースカのお面だったらあるんだけど、どうする?」

どうするってのは何をどうしようとしてるんだろ、と思ったが、

「いいんじゃないの」

と私は言った。あとで家に帰ってから分かったのだが、その日は節分で豆まきをするのだが、鬼の面がないけれども、

「それでいいのか?」

と、いうことだったのだ。去年はたしか、なにかにとりまぎれて、豆まきをするのを忘れていた。

といっても、例年、鬼の面を用意して、どちらかが鬼の役をして、豆をぶつけられる、というようなことをやっていたわけじゃない。

いや、まてよ、もうワレワレも夫婦をはじめて四十年以上になるわけだから、そんなことをやった時も、一度や二度や三度や四度はあったかもしれない。

(続きは本誌で!)

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訂正とお詫び

当社出版物『月刊日本橋』3月号のP38に下記のように誤りがありました。 ここに深くお詫びし、訂正させていただきます。 (訂正前)嘉永2年(1894)→(訂正後)嘉永2年(1849)