月刊『日本橋』 2017年8月号 No.460

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漢方がまだ主流だった江戸時代、新しい医学に奮励した多くの若者たちがいた。
日本橋の薬研堀(現・薬研堀不動院境内)に蘭方医学塾「和田塾」を創設した佐藤泰然もその一人。
今回は泰然が千葉県佐倉市に開院した佐倉順天堂の記念館を訪れるとともに、蘭方医学の歴史にも触れてみたい。


●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!

【今月の表紙】 七里ケ浜より江ノ島の遠景 大判三枚続の内中

【8月号連載】人物語 第281回 草野和幸さん

  商業ビルの中で涼む時、あるいは病院や空港などの大規模施設で澄んだ空気に触れた時、そこには空気調和設備、自動温度制御システムなど、快適空間を生み出している立役者がいる。連日舞台裏で繰り広げられる彼らの活躍を、管理し必要とあれば改良、開発と支える続けるのは東テク株式会社。空調、エネルギー機器、制御装置の大手として名を馳せ、今年1月に日本橋本町に新社屋が完成。今や全国に渡り1600名の社員を抱える大手企業の歴史は、現在会長を務める草野和幸氏ただ一人から始まった――。
(続きは本誌でお楽しみください!)

【8月号連載】KANDY

今年の夏も、暑い。なんだか食欲も湧かない……そんな日には、スリランカカレーはいかが? 体質をバランスよく整えることを目的とした伝統医療アーユルヴェーダの一つであるスリランカ料理は、文字通り健康食だ。
東京日本橋タワー地下1階のKANDYでは、五ツ星ホテルで長年経験を積んだスリランカ人シェフたちが腕を振るう。写真はロイヤルオールスターズカレー……(続きは本誌で!)

【8月号連載】シンボーの日々是好日 第210回 南伸坊

上野動物園のパンダの赤ちゃんが、パンダらしくなってきたそうだ。たしかに、ひところのように黙っていたら、なんの動物なのかわからない、というしろものではなくなった。
パンダといったら、白黒模様だが、その白黒がまた、きちんとついた状態ではない。まだまだ、グレーゾーンです。みたいな具合ではないだろうか。
もうすこし白黒つけて、体格もせめて仔犬くらいになったら、いよいよ、パンダの名前を「どうしようか」ということになるだろう。……(続きは本誌で!)

訂正とお詫び

月刊日本橋7月号29ページ「江戸川柳歳時記」の内容に一部誤りがありました。 正しくは下記のとおりです。 募集要項部分 誤「10月のテーマ 蟋蟀(きりぎりす)」 正「10月のテーマ 神無月」 読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。