月刊『日本橋』 2018年6月号 No.470

威勢のいい江戸っ子はお祭り事が大好き。
「神輿深川、山車神田、だだっ広いが山王様」
の江戸三大祭の一つ、山王祭は今年も大いに盛り上がります!

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 ●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!

【今月の表紙】 御祭礼(仮題) 中判二枚 弘化2 年(1845)布吉版

【6月号連載】人物語 第291回 宮西修治さん

 今年も6月7日から11日間に渡り、江戸三大祭の一つ「山王祭」が執り行われる。三代将軍家光公の世から江戸城入城を許された「天下祭」の一つであり、日本三大祭にも数えられる。日本橋地域でも、8日の神幸祭、10日の下町連合渡御と、2年に一度の盛大な祭礼行列を見ることができるが、実は、日本橋から新橋に至る中央通りを一気に歩くというのは、10年前まで許されていなかった。(続きは本誌でお楽しみください!)

【6月号連載】タンネ ヌスエケン

高級志向の高まりとともに、華やかで高価なデザートがデパ地下や巷のケーキ屋、果てはコンビニまで溢れる時代——ドイツパン専門店タンネの焼き菓子〈ヌスエケン〉は、お菓子の原点を改めて教えてくれる。素朴な伝統菓子の中にこそ、飽くことのない味が息づくと。薄いサブレ生地の上に、砂糖を煮詰めたキャラメリーゼとヘーゼルナッツを混ぜたヌガーを流し込み天板で焼き上げる。三角に切り分けた側面をチョコレートでコーティング。……(続きは本誌で!)

【6月号連載】シンボーの日々是好日 第220回 南伸坊

 

 

「ペッパーはさ、職場で疎外されてると思う」とツマが言った。

 

二人でよく通る道に、スマホを売ってる店があるのだが、そこにペッパーがいて、お客の質問に答えることになってる様子なんだけど、いままで誰かが話しかけてるとこ、

 

「見たことないよ」

 

と言うのである。たしかに、なんとなく手をもやもや動かしたり、目がうす緑に光ったりしてるのは見るけど、だれかにスマホを売り込んだり、故障の相談にのったりしてる様子は全然ない。

 

手もちぶさたに、外をながめたりしてもよさそうなのに、そうしたら「ヨウ!」とか「オス!」とか、アイサツしてやろうと思うのに、ペッパーはよそ見もしないのだ。

 

……(続きは本誌で!)

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