月刊『日本橋』 2017年5月号 No.457

1705p4-5tokushu_color

度重なる火災に見舞われた江戸時代。今年は三大大火の一つ、明暦の大火から360年。
過去のか細事の記録をたどり、改めて火災に対する防火対策について考えたい。

●特集はまだまだ続きます。ぜひ本誌を手に取ってご覧ください!

【今月の表紙】 川中嶋合戦 大判三枚続きの内左二枚

【5月号連載】人物語 第278回 光永圓道さん

 京都と滋賀の府県境にそびえる比叡山。千二百年の時の中で、各派の祖師をはじめとする数々の名僧が修行した日本仏教の母山である。その中腹、標高五五〇メートルの無動寺谷では、生身の不動明王が今日も信仰者のために経を唱える。大乗院の住職であり、明王堂の輪番である光永圓道さん。を満行し北嶺大行満大阿闍梨となった、天台宗の僧侶である。

(続きは本誌でお楽しみください!)

【5月号連載】土佐料理 祢保希

ある時は縁起を担ぐ〈勝つ魚〉、またある時は食べると七十五日長生きすると信じられ、初物好きの江戸っ子たちを翻弄させた初鰹。縁起・迷信はさておき、一口食べた後に口の中に広がる初鰹ならではの清涼感は、平成の世、ここでも健在だ。一本釣りで大海から引き抜かれた威勢のいい鰹だと言わんばかりの、生命力溢れる鮮やかな赤身。炭火で香りづけられたその身に、炒った粗塩がさらりと振られた瞬間、思わずゴクリとのどが鳴る。……(続きは本誌で!)

【5月号連載】シンボーの日々是好日 第207回 南伸坊

 いま、マンション全体が改修工事をしているので、ついでにハゲハゲになったうちの床を張り替えることにした。

……(続きは本誌で!)